AppleからAirPods第3世代が発売されて1週間。
この1週間しっかり使ってみたのでよかった点、ちょっと気になった点をご紹介します♪
AirPods Proや第2世代と迷っている方も参考にしていただければと思います。
現行のAirPods
現在Appleから販売されているAirPodsは4種類あります。
AirPods(第2世代)
軸の部分(俗に言う「うどん」)が長いのが特徴のひと世代前のAirPods。
第3世代の発売に合わせて価格が下がり購入しやすくなりました。
16,800円(税込)
AirPods(第3世代)
今回購入したのがこちら。
軸が短くなり、見た目はAirPods Proに近づきました。
詳しい特徴は後述します。
23,800円(税込)
AirPods Pro
第2、第3世代との大きな違いはノイズキャンセリングと外部音取り込みモードがあること。ケースは第3世代の発売に合わせてMagSafe対応になりました。
30,580円(税込)
AirPods Max
こちらはヘッドフォン。
67,980円(税込)
AirPods第3世代の特徴
今回発売された第3世代は現在販売されているAirPods第2世代、AirrPods Proとどのような違いがあるかご紹介します。
インナーイヤー型
イヤホンの形状は大きくわけで以下の2つ。
- インナーイヤー型
- 開放的でイヤーピースがないのが特徴
- 若干音漏れする
- 第2世代、第3世代がこちらのタイプ
- カナル型
- イヤーピースがあり耳に密着するタイプ
- 音漏れしづらく、その分、外の音も聞こえづらい
- Proがこちらのタイプ
この2つは好みが分かれるところですが、第3世代はインナーイヤー型で軽い付け心地なのがProとの違いです。
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応
空間オーディオはDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応した音源をiPhoneやiPadで聴いた時に全方位から音に包み込まれるかのような感覚を味わえる機能。あらゆる方向から音が聞こえることで臨場感あふれるオーディオ体験ができます。現在対応しているのはApple MusicやApple TVの一部のコンテンツ。Netflixも一部のコンテンツで対応しています。(ただし、プレミアムプランの契約が必要)
さらにダイナミックヘッドトラッキングをオンにすることでiPhoneなどの端末側から音が聴こえるような体験が可能です。頭の動きに合わせて音が聴こえる場所が変化するのでイヤホンをしていないような不思議な感覚が味わえます。
こちらは第2世代は対応していない機能です。
耐汗耐水性能
こちらも第2世代で対応していなかった機能。
スポーツをするときなどに使っても安心の仕様になりました。
ノイキャン、外部音取り込みは非対応
AirPods Proにはあるけど第3世代にない大きな機能はこのノイキャンと外音取り込み機能。第3世代にするか、Proにするかの判断はこのノイキャンが必要かどうかで決める人がほとんどだと思います。
第3世代を使ってみた感想
1週間しっかり使ってみてよかった点、気になった点をご紹介します。
よかった点
音が良い!
とにかく音が良く、驚きでした。
クリアで繊細な音まで聴こえる感じはこれまで使っていたイヤホンとは段違いでした。音楽はもちろんですが、YouTubeなどを観ていてもかなり細かな音まで聴こえるなという印象。元の素材の音が悪いとそれも聴こえて気になってしまうほどです。
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングが面白い
空間オーディオであらゆる方向から音が聴こえる感じやヘッドトラッキングで音の位置が変わる体験は新鮮で面白い!空間オーディオに対応していない音(YouTubeなど)でも擬似的に空間化される機能で少し立体感のある音に変換されます。ヘッドトラッキングも効きます。これは一度体験するとクセになります。
インナーイヤー型は耳が楽
これまではカナル型のイヤホンをメインで使っていたのですが、長時間使っていると、耳が痛くなったり、蒸れたりして耳に負担が掛かっている感じがしたのですが、それらが改善されました。
長時間使っていても疲れづらく、開放的なのでお風呂上がりなどで耳が乾ききっていない時でも違和感なく付けられます。また、寝転がって使うときに横を向いて耳を枕に当てた状態でも痛さはほぼなく使えるようになりました。
カナル型に比べればイヤホンを付けていない感覚に近いので、そのままご飯を食べても耳の中で音が響くようなこともありませんし、外の音がしっかり入ってくるので家族の会話が聞こえたり、インターホンに気付けたりと自然に生活できる感じが気に入っています。
ちなみに以前iPhoneに付属されていた有線のEarPodsとサイズを比べるとこんな感じ。
サイズだけで言ったらEarPodsの快適さは最高です!
Apple製品間でシームレスに切り替わるのが便利
これは第3世代に限った機能ではないですが、複数のApple製品を同じAppleIDで使っている場合に、イヤホンが自動で切り替わるのは本当に便利です!
例えばiPhoneで音楽を聴いていて、そこからiPadを開いて動画を見ようとすると勝手にiPadに繋がってくれます。同様にMacにも自動で切り替わります。Apple製品を複数使っている方はこの機能のためにAirPodsにしてもよいのではと思うぐらい便利です。
気になったこと
気になった点はひとつ。
インナーイヤー型なので仕方ないのですが、うるさい場所での使用にはあまり向かないです。例えばかなり大きな音がする地下鉄など。
外部音が自然に取り込まれているので、うるさい場所では音量を上げないと聴きづらくなります。外の音を遮断して音楽を聴いたり動画を観たい人はノイキャンありが良いと思います。私は外ではノイキャンありのイヤホン、家の中ではAirPods第3世代と使い分けようと思っています。
まとめ
最後にAirPods 第3世代が向いている人をまとめるとこんな感じ。
- カナル型は耳が疲れるので苦手
- ノイキャンはいらない
- 空間オーディオで音楽や映画を迫力のある音で楽しみたい
Proとの価格差は約7,000円なので、形状やノイキャンの有無で好みに合った物を選ぶと良いと思います。