前回の父島編に続き、今回は南島編です。
旅の4日目は唯一丸々1日フリー!
迷うことなく「南島」へ行くツアーに参加しました。
南島について
南島はガイドさんと一緒じゃないと入れない島なのです。しかも島に入れるのは1日100人までと制限があります。これは海鳥やウミガメの産卵地にもなっている南島の自然を守るためです。
上陸方法については小笠原村観光協会のページに書かれています。
南島に上陸するには事前にツアーに予約しておくことをオススメします。当日だと満員で参加できないことがあるようですよ。各ツアー会社の予定はこちら。
今回はせっかくの丸一日ということもあり、小笠原観光さんの1日コースを選びました。
南島上陸以外にイルカと一緒に泳いだりホエールウォッチングもできるツアー!楽しみでなりません!(シュノーケルセットのレンタルも含まれています)
南島への出発
8時半ごろ、宿まで車で迎えに来てもらいました。一旦、小笠原観光さんの事務所に寄って他のツアー客の人と合流して港に出発。一緒のツアーに参加したのは15人程で、中には私と同じくひとり旅の方もいました〜。
二見港から「ドリーム号」に乗って出発です!
スタッフの方の注意事項を聞きながら20〜30分ぐらいで南島付近まで来ました。
船が着岸できるポイントは1箇所しかなく、そこに向かうには岩場ギリギリのところを進みます。が、この日はうねりが強くなかなかのスリルでした。
南島上陸
南島に上陸するとガイドさんの説明を受けながら扇池方向に向かいました。整備された道はなく、足元を気にしながら岩場を慎重に進みます。ビーチサンダルなどでは危険なのでマリンシューズを履いて行った方が良いです。
奥に見える狭い岩場を船で通ってきました。
道のように見えている石が並んだところを進んでいきます。
扇池
南島で一番の見所が扇池。
ちなみに扇池のトンネルを逆側から見るとこんな感じ↓
この日一番乗りのツアーだったので、砂浜にはウミガメが歩いたあとがくっきり…!この後からは観光する人たちの足跡が残ってしまうようなので、運がよかったです。
数百年前に絶滅した「ヒリベソカタマイマイ」の化石。扇池の近くにたくさん転がっています。砂が削られ、古い地層が見えている部分から出てくるそうです。
ホエールウォッチング
南島を出た後はホエールウォッチングに向かいました。
ポイントまで移動した後、船長が海中にマイクを入れてクジラの鳴き声を聞いて場所を特定していきます。何度か移動してついにクジラに遭遇!
マッコウクジラです。
長い時間船の近くにいて、かなり近くまで寄ってきてくれました。
間近で見ることができて興奮しました!
イルカに遭遇
ハシナガイルカにも遭遇できました!
写真はうまく撮れませんでしたが、船長さんの話だと100頭ぐらいはいるということでした。
タイミング的に一緒に泳げなかったのがちょっと残念。
ハートロック
移動途中にハートロックを海側から見ることができました。
ハートの形、分かります?
兄島海中公園
兄島海中公園は父島と兄島の間にあるシュノーケリングポイントです。
ここで船を止めて昼食をとりました。
昼食のあとはシュノーケリング。たくさんの魚とサンゴ!
餌の食パンをあげると魚たちが寄ってきてくれます。
イルカやクジラを探しながらいろんなポイントに移動して、あっという間の1日。
色々な海の生き物に遭遇でき、とても貴重な経験ができました。
小笠原に行ったらぜひ南島にも行ってみてください!
ひとり旅でも楽しめますよ!
次回は「硫黄島周遊編」
こちらもなかなかレアな場所なのでこちらもお楽しみに!